2019年3月24日日曜日

自動車の変更登録(住所+保管場所)をオンラインでやってみる

車の車検証には所有者・使用者の住所が書かれている。リースとかローンでないので、手元の車検証は所有者住所のみだ。

引っ越すと当然これらの情報を更新する必要があるのだが、だいたい引っ越し時期は忙しい。しかも保管場所を変更するとなると、まず警察で車庫証明を取得し(申請と受け取りで2回!)、そのうえで陸運局に行って変更登録を行う必要がある。まったくもって前時代的な手続きだ。

と思っていたらさすがに電子化のご時世、車庫証明も変更登録も(少なくとも地元の県では)オンラインでできるようになったらしい。ということで、試しにやってみることにする。

必要なもの

  • マイナンバーカード+カードリーダー。オンラインの確定申告(e-Tax)をやっていれば準備してあるかも。
  • Internet Explorer 11。官公庁ならではのクソ仕様。EdgeとかChromeとかでも「動作保証外」という書き方にはなっているのだけど、結局ActiveXをインストールしないといけないのでIE11一択になる。まさにクソ。
  • 現在の車検証(に書かれている内容)。

手順

1. 申請者等に関する入力

今回は使用者の住所変更のみを選択する。住民票を動かさず、本拠だけ動かすような場合は本拠の変更になるのだろうし、他にもいくつか変更のパターンがあり得る。
最初の難関はマイナンバーカードの読み込み。e-Taxで慣れたので(あれも事前のアドオン設定で色々引っかかったが)まあ何とかなる。マイナンバーは何種類もパスワードやら暗証番号が設定されているが、ここでは「署名用パスワード」を使う点に気を付ける。

これで住所が自動で入るから楽…と思ったら、11桁の「住民票コード」を入力する欄がある。これは必須でないが、入力すると住所変更を証明するための書類(たぶん住民票だよな)の提出を省略できるらしい。それ先に言ってよ…住民票コードなんて覚えてないよ…

さらに、せっかく住所をマイナンバーカードから読み取っているのに、そのあとに「自動車登録関係コード」として都道府県・市区・町村コードを入れないといけない。検索システムへのリンクがあってそれで調べることはできるのだが、お前ら何のためにマイナンバーカード読み取ったんだよと言いたくなること請け合い。

2. 保管場所に関する入力

添付書類(JPEGファイル、1024x768程度、100KB程度にする)を事前に用意しておかないとタイムアウトするので注意。自宅と駐車場が異なる敷地の場合は、まず位置関係図を書かないといけない。そのうえで駐車場の見取り図が(同敷地内であっても)必須となる。貸し駐車場や賃貸物件内駐車場の場合、賃貸契約書が必要。

3. 自動車税に関する入力

これが一番悩んだ。自動車税と自動車取得税のそれぞれについて、課税区分を選択する必要があるのだが、「その他」しか選択肢がない。選択しないとエラーになるし、選択すると今度は「その他の場合に必ず何か記入しないといけない欄」が現れる。ところが、この項目だけはなぜかヘルプが無いのだ!
しょうがないので、「記入要領が無いので何を記入すればよいのかわからない」と記入しておいた。

さて、以上をすべて入力し終わると項目ごとに確認画面が出て、都度チェックを入れては進んでいく(面倒)。すべてを提出すると入力内容を保存することができるらしいんだが、これまたMHTMLファイルなので再度開こうと思っても開けない。
で、結局審査で必要な書類(転居履歴を確認できる住民票とか)を提出せいと書いてあるのだけど、どうやって提出するの?ていうかいつ提出するの?

(2019/06/04追記)

結局書類不足とかで却下された。多分転居履歴を確認するための住民票が提出されてない、ということなのだろうと「推測」するが、本当にそれが理由なのかも通知されないのでわからない。もう1回試してみるかなあ…

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