2009年3月6日金曜日

MacBookに変なOSをいろいろインストールしたメモ(2)

rEFItを入れたので、とりあえずFedora10をインストールしてみる。

LiveCDではない、普通のインストール用DVDイメージ(Fedora-10-i386-DVD.iso)をダウンロードする。ダウンロードリンクを直クリックでもある程度近いところを選んでくれるのかも知れないが、ミラーサイトのリスト(http://mirrors.fedoraproject.org/publiclist/Fedora/10/)から日本国内の近そうな場所を選ぶのが吉か。リストにあるサイトのほとんどにhttpというリンクがあるので、そっちを選ぶ(あえてftpを使う理由もないだろうし)。

releases→10→Fedora→i386→isoで目的のISOイメージが見つかるので、ダウンロード。約3.4GB。こいつを空のDVDメディアに焼いて、再起動。

rEFItはブート可能なLinuxのCDメディアが入っていることを自動認識してくれるので、カーソルキーでペンギンマークの方を選んでEnterキーを押せば、普通にFedoraの起動画面が表示される。全体の流れはWindows PCにインストールする場合と同じ。なぜかマウス(タッチパッド)が認識されないので、キーボードベースで操作をする。

インストールするディスク領域については、300GBのディスク中150GB程度をあらかじめ空き領域にしておいたので、そこに/bootのための基本領域(1GB程度)と、LVMのための基本領域(16GB程度)を確保し、LVMの中にスワップ領域(メインメモリを3GBに増設してあるので、4GB程度)とルートパーティションを作成する。パーティション設定画面で「空き領域を利用して……」というのを選択すると空き領域全部を使われてしまうので、手動で行う。

後は普通にインストールが進行。

インストール完了、再起動。rEFItはFedoraのパーティションを "Legacy OS" と認識している様子だが、そこを選択すると "Missing operating system" となってしまった。

どうやらパーティション作成後に、「ブートローダをインストールする」チェックを外したのがいけなかったらしい。rEFItがセレクタとして機能するが、それとは別にLinux本体を起動するためのブートローダが/bootの区画(この場合は/dev/sda3と認識される)に入っていないとだめだということだ。インストール時にチェックを外さなければたぶん問題はないだろうし、失敗した時はインストールDVDでもう一度起動し、「既存のシステムをアップグレードする」を選択すればよい。ブートローダがインストールされていない状態を自動検出してくれて、ブートローダをインストールするだけでアップグレードが完了したことになる(10から10へのアップグレードなので)。

気を取り直して再起動。今度はLegacy OSではなく、ちゃんとペンギンマークが出る(もう1個のペンギンマークはインストールメディア)。HDDからの起動を選択すると、今度は普通にFedora10が起動し、マウスも動いてくれた。ワイド画面にもちゃんと対応しているようだが、右クリックのやり方がわからずただ今試行錯誤中。

以上。

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