昨年のイタリア(準備編、実践編、使用感)に続き、カンボジア・ベトナムと周る機会があったので備忘録的に。
イタリア渡航前にSIMロック解除したXperia Z2を今回も活用。イタリアの時はパッケージツアーだったために購入のタイミングが極めて限られていたのに対して、今回は飛行機・宿とも自分で確保してじっくり見て回る旅なので、選択肢はかなり多い。ということで、渡航前にいろいろ検索して調べると、どうやら今はSmartというキャリアが良いらしいという結論に。結局Smartにはならなかったのだが。
カンボジアのシェムリアップ空港ではホテルにピックアップを依頼していたため、ここでは買わずトゥクトゥクで市街地に突入。シェムリアップは世界的な観光地なので、英語は大抵の店で通じる。ナイトマーケットのドラッグストアにSmartのラベルがあったので入って聞いてみたところ、「Cellcardしかない」と言われた。Cellcardも一応4G/LTEサービスを開始しているらしいし、他の店を探すのも面倒なのでCellcardのSIMを購入。1ケ月有効のデータSIMが3.5GB分で5米ドル。ちなみにカンボジアでは米ドル紙幣が通用し、小さい釣銭だけが現地通貨リエルで返ってくる。
SIMを差し替えたところ、最初はなかなか電波を取りにいかなかったのだが、2回ほど再起動したところで電波を掴んで無事開通。シェムリアップの市街地ではLTEも来ているようで、快適な通信ができていた。尤もホテルにはWi-Fiが完備されていたので、ホテルの中ではほとんど出番無し。
アンコール遺跡群の観光においては、Cellcardの電波は少々厳しかったように思う(他のキャリアを試してないのでわからんけど)。アンコールワットやバイヨンのようなメジャースポットであれば3G通信ができるが、それでも巨岩の陰に入ると電波が途切れる。プレア・カーンやプレ・ループあたりになると2G接続中心になり速度的にもストレスが強く、またかなり場所を選ぶようになる。
アンコール遺跡群の中でも特に離れた場所にあるバンテアイ・スレイ(東洋のモナリザで有名)までは市街地からトゥクトゥクで小一時間かかるが、道のり途中では電波が途切れることが多かった。一方で、道路わきにはSmartの看板を掲げた店がしばしば見られ、やっぱり時間をかけてもSmartを買えばよかったなあとちょっと後悔。
I'm a researcher on information technology and operations research. Here I'll jot down technical thing to be noted. 情報技術/オペレーションズ・リサーチ分野の研究者です。技術的な面で書き残しておきたい事柄をメモっておく場所として利用する予定です。
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